社名の話をします。

イカリ(IKARI)の名は、
船を停泊させるために海底に沈める
おもり『錨(いかり) 』を由来としています。
「千葉県にある小さな港の漁船のネズミ退治」。
そこから私たちの歴史は始まりました。

1959年の創業から60年余り。
いまのイカリ消毒は船舶に限らず、
食品をはじめとする製造業の各種工場や
ビル・複合施設や、
病院に駅、
もちろんマンションなどの一般家庭や
神社・仏閣に至るまで、
「街中」のあらゆる分野で
衛生管理のサポートをしています。
ときにはオリンピック選手村の害虫駆除、
地震や洪水などの災害からの復旧支援や
文化財／自然環境の保全活動など、
近年では記憶に新しい世界的パンデミックの際にも
サービスを提供してまいりました。
日本全国に約100箇所のグループ拠点があり、
アジアを中心とした海外にも支社を構えています。

船のネズミ駆除から比べると、
ずいぶん大きくなった気がしますが、まだまだです。
衛生管理、いわば
「清潔であること・健康を守ること」は、
暮らしの変化とともに求められる水準も
上がっていき、範囲も広がっていきます。
呼応するように、
私たちも時代とともに変わり、
進化していく必要があるのです。

地球温暖化により生態系は変化し、
いままで日本にいなかった
有害生物が発生しています。
国内人口減少とは裏腹に、
企業に求められる食品衛生への要求は
高まり続けています。
世界規模で交じり合うネットワークの中で
新たな感染症が発生するリスクが増加しています。
これらの課題は、
誰が、どう解決していくのでしょう。

人も、会社も。
知識は、技術は、その探求に終わりはなく、
どこまでも高め続けていくことができます。
そして伸びた分だけ、誰かを助けられる力になる。
この成長の旅路を、
いつまでも楽しめる私たちでありたい。
あなたは、どうでしょうか？

社会と人々の暮らしに、
よりそい、つよく、ささえる。
私たちがイカリ消毒です。